フランスと日本を拠点に活動し、人気と実力を兼ね備えた務川慧悟が送る至高の2曲!
◇出演◇
指揮:鈴木織衛
ピアノ:務川慧悟♪
管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
◇曲目◇
・ドヴォルザーク/序曲「謝肉祭」
・ガーシュウィン/ラプソディー・イン・ブルー♪
~~~~~~休憩~~~~~~~
・ボロディン/ダッタン人の踊り
・ラフマニノフ/パガニーニの主題による狂詩曲♪
◇プロフィール◇
鈴木織衛 Orie Suzuki(指揮)
東京藝術大学指揮科、同大学院卒。遠藤雅古、松尾葉子両氏に師事。藝大在学中より作曲家・中田喜直氏の薫陶を受け、氏とのジョイントコンサートにより、ピアニストとしてデビューを果たす。その後は、日本屈指のオペラ団体・二期会において数々の作品に、指揮者、合唱指揮者、コレペティとして参加。また、斉田正子、錦織健など人気声楽家のピアノ伴奏者として活躍した。1996年、ベルリンでのドイツ室内管弦楽団定期演奏会でコンサート指揮者デビュー。2010年より13年間にわたり、オーケストラ・アンサンブル金沢専任指揮者を務めた。現在、日本各地のオーケストラと共演を重ねている。また、ポップス等クラシック以外のアーティストにも信頼が厚く、森山良子、加藤登紀子、秋川雅史、岩崎宏美、日野皓正、レ・フレール、渡辺美里をはじめ多くのコンサートを指揮、レコーディングに参加している。東京藝術大学指揮科講師。
務川慧悟 Keigo Mukawa(ピアノ)
2021年世界三大コンクールの一つである、エリザベート王妃国際音楽コンクールにて第3位受賞。2019年にはフランスで最も権威のある、ロン=ティボー=クレスパン国際コンクールにて第2位受賞。長い歴史と伝統のある2つの国際コンクールの上位入賞で大きな注目を集め、現在フランスを拠点に協奏曲、ピアノソロ、室内楽と幅広く演奏活動を行っている。レパートリーはバロックから現代音楽までと幅広く、各時代、作曲家それぞれの様式美が追究された演奏、多彩な音色には定評がある。また現代のピアノのみならず、古楽器であるフォルテピアノでの奏法の研究にも取り組み造詣を深めている。2022年NOVA Recordより「ラヴェル:ピアノ作品全集」をリリース、同CDは2024年Etcetera Recordsより再リリースされ、「Le Monde」紙などで取り上げられ高い評価を得た。CDリリース記念の浜離宮朝日ホールで開催された4日間のリサイタルは全て完売、翌年同ホールで5日連続公演を行い、緻密なプログラム構成、実験的な演出などは多くのファンを魅了した。最近では東京フィルハーモニー交響楽団の定期公演にてチョン・ミョンフン氏と共演した「メシアン:トゥランガリーラ交響曲」の熱演も記憶に新しい。これまでにフランス、ベルギー、スイス、ラトビア、ドイツ、イタリア、ポーランド、オランダ、中国、台湾、韓国 等にて演奏会を開催、プラハ・フィルハーモニア管弦楽団、フランス国立管弦楽団、ロレーヌ国立管弦楽団、ベルギー国立管弦楽団、ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団 等と共演。また、自身の編曲による「ラヴェル:マ・メール・ロワ」のピアノソロ版の楽譜をMuse Pressより出版している。第33回日本製鉄音楽賞受賞。第33回出光音楽賞受賞。
公式サイト https://keigomukawa.com/
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
1970年に神奈川県を本拠地とする唯一のプロ・オーケストラとして発足。地域に密着した音楽文化の創造をミッションとして、神奈川県全域をはじめ、全国各地で幅広い活動を続けている。1978年に一般財団法人、2014年には公益財団法人として認定されている。横浜を中心とする定期演奏会や特別演奏会、県内各地を回る巡回公演などの主催公演を開催。音楽教育にも積極的で、小中学校での音楽鑑賞教室を全国各地で開催し、広い世代に音楽の魅力を伝え、また医療機関や特別支援学校への出張演奏も行っている。1989年神奈川文化賞、2007年NHK地域放送文化賞、横浜文化賞、2022年地域文化功労者表彰をそれぞれ受賞。2020年には創団50周年を迎え、現在、指揮者陣には、音楽監督に沼尻竜典、名誉指揮者に現田茂夫、特別客演指揮者に小泉和裕を擁し、近年では日本テレビ系列「リバーサルオーケストラ」に出演協力するなど人気・実力ともに益々注目されているオーケストラである。
ホームページ www.kanaphil.or.jp