【出演】
江藤有希(ヴァイオリン)
橋本歩(チェロ)
笹子重治(ギター)
【曲目】
みなと(文部省唱歌)
イパネマの娘(A.カルロス・ジョビン)
splash(江藤有希)
他
※プログラムは変更になる場合がございます。
【プロフィール】
■江藤有希トリオ
2016年、江藤有希の1stアルバム「hue」(ヒュー)リリース後、トリオでライブ活動を開始。
2017年、大磯・海の見えるホールにて初のホールコンサートを開催。全国でツアーを行う。
2018年、2ndアルバム「tatto」(タット)をリリース。
2020年、コロナ禍で制作したシングル2曲「splash」「powder」を配信リリース。
2021年、トリオでコットンクラブ出演(ゲスト:畠山美由紀)、アン・サリーのレコーディング、出演イベントにサポート参加。11月24日江藤有希3rdアルバム「memor」をリリース、参加メンバー全員によるコンサートをめぐろパーシモン小ホールにて開催。
ジャンルレスなオリジナル作品、弦楽器が生みだすグルーヴ、美しいアンサンブルを身上とし、3枚のアルバムは共に収録曲がテレビ・ラジオ番組のBGMとして多数起用されている。
これまでに全国でライブや、ギャラリー、酒蔵、お寺などユニークな空間での演奏、神戸開港150年記念イベントなどに出演。生の音楽を届ける活動を展開している。
「splash」MV
(映像作家・泉山朗土による映像)
←画面タップでYouTubeにリンクします。
■江藤有希 yuki etoh (ヴァイオリン)
柔らかく美しい音色が心に深くしみわたる、稀有な存在のヴァイオリニスト。
インスト・ユニット「コーコーヤ」のメンバーとしても、多くの作品を制作。
www.yukivn.com
■橋本歩 ayumi hashimoto (チェロ)
歌心にあふれ、メロディからハーモニー、ベースまでどこまでも自在に飛翔するプレイは必見。
「CHIDORI Quartet」主宰のほか数々のアーティストのアレンジ、サポートでも活躍するチェロプレイヤー。
www.ayumi-daga.com
■笹子重治 shigeharu sasago (ギター)
比類ないアンサンブル力、美しい音色、唯一無二のグルーヴが聴く者の心をとらえて離さない、
日本屈指のギタリスト。「ショーロクラブ」リーダー。
www.sasa-g.com
◎教えて江藤さん! WM出演者にインタビュー^^
Q1. アニメ作品などの音楽も手がける江藤さん。普段どんなふうに曲を書かれているのでしょうか?
A1. ピアノを弾きながら、メロディとハーモニーを同時につくっていきます。「メロディが天 から降ってきた!」というような作曲家の方のお話を時々聞きますが、私には降ってきま せん。ひたすらピアノの前で、ああでもないこうでもない、と時間をかけてつくっている ので作曲中は苦しいです。でも共演者の音をイメージしながら作ったり、実際に皆で音を 出してみてイメージ以上だったときは言葉にできないくらいうれしいです。
Q2. ヴァイオリンというと、クラシック!のイメージが強いですが、お三方の音楽的な ベースはどんなジャンルにあるのでしょう?
A2. ヴァイオリンの私は幼少時はクラシック。大人になってからブラジル音楽を聴き、実際に 弾くようになり、リオデジャネイロにも武者修行に行きました。チェロの橋本歩さんも幼 少時はクラシックで、大学時代ビートルズに衝撃を受け、在学中からジャンルを問わず活 躍。最近はブラジル人アーティストと作品を制作されています。ギターの笹子重治さんは 幼少時はダークダックスやラテン音楽に親しみ、大学時代からブラジル音楽一筋。リオデ ジャネイロに住んで帰国後にジャンルの枠をこえて国内外の著名なアーティストと多数共 演されています。 みんなブラジル音楽が大好きですが、影響を受けつつも自分たちにしかできない繊細な表 現を大切にしています。
Q3. ずばりコンサートの聴きどころを教えてください!
A3. 楽しさだと思います! 歌がない、言葉がない、楽器だけの音楽ですが、それぞれの楽器がまるで歌うように奏で たり、まるでおしゃべりするように音で対話する。 そして、クラシックでは使わないリズムや奏法、情景が浮かぶような音楽が「心が踊る」 と表現されるのだと思います。オリジナル曲は神奈川に住みはじめてからできた曲ばかり なので、タイトルから色々とイメージして楽しんでいただきたいです。