ジャズ界のレジェンド、佐藤允彦率いるバンドメンバーによる新プロジェクト始動。アコースティックのみならず、エレクトリック・インストゥルメンツも大胆に導入しながら、長きにわたり新たなジャズの地平を切り開いてきた佐藤が、人気のヴァーチャル・シンガー、初音ミクと巡音ルカをゲストに迎え、いまだかつてないステージを展開します。
■プロフィール
佐藤 允彦
ジャズピアニスト/作・編曲家1941年東京生まれ。慶応義塾大学卒業後、米国バークリー音楽院に留学、作・編曲を学ぶ。帰国後、初のリーダー・アルバム『パラジウム』でスイングジャーナル誌「日本ジャズ賞」受賞。その後も数々のアルバムを制作し、国際的にも高い評価を得ている。1997年に自己のプロデュース・レーベル〈BAJ Records〉を創設。その活躍はますます多面化するばかりである。1993年より「ジャンル、技量にかかわらず、誰でも参加できる即興演奏」を目指すワークショップ【Randooga】を開始、フリー・インプロヴィゼイションへの簡潔なアプローチ法を提唱している。2009年〜2011年、東京藝術大学に【Non-idiomatic Improvisation】の講座を開設。ホームページ http://www.mmjp.or.jp/m_satoh/
初音ミク&巡音ルカ
「初音ミク(はつねみく)」「巡音ルカ(めぐりねるか)」はともにクリプトン・フューチャー・メディア株式会社が開発した、歌詞とメロディーを入力して誰でも歌を歌わせることができる「ソフトウェア」です。大勢のクリエイターが「初音ミク」で音楽を作り、インターネット上に投稿したことで一躍ムーブメントとなりました。「キャラクター」としても注目を集め、今ではバーチャル・シンガーとしてグッズ展開やライブを行うなど多方面で活躍するようになり、人気は世界に拡がっています。「巡音ルカ」は日本語・英語歌唱に対応したバイリンガルソフトウェアとして、2009年に発売されました。ホームページ http://piapro.net/