【出演】
川崎麻衣子(メゾ・ソプラノ)
頼田恵(ピアノ)
【曲目】
・G.ロッシーニ作曲 歌劇『アルジェのイタリア女』より「祖国を想いなさい」
・V.ベッリーニ作曲 六つのアリエッタより「私の偶像よ」
・中田喜直作曲 霧と話した(作詞:鎌田忠良) 他
※プログラムは変更になる場合がございます。
【プロフィール】
■川崎麻衣子 Maiko Kawasaki
福島県南相馬市出身。平成29年度洗足学園音楽大学声楽科を学部・大学院共に首席で卒業。洗足学園音楽大学レパートリーオーケストラにてデニス・ラッセル・デイヴィス指揮によるL.バーンスタイン/交響曲第1番《エレミア》ソリストを務める。第6回かわさき新人声楽コンクール第1位。第73回全日本学生音楽コンクール大学の部1位。第37回ソレイユ音楽コンクール第3位。2022年〜2024年小澤征爾オペラ塾合唱メンバーとして参加。セイジ・オザワ松本フェスティバルOMFオペラ『ジャンニ・スキッキ』チェスカ役カヴァーを務める。声楽を捻金正雄、相田麻純の各氏に師事。
◎出演者に聞いてみた! 川崎麻衣子さんの「ト」「リ」「セ」「ツ」
Q. いろいろな声種がありますが、ズバリ!メゾ・ソプラノの魅力は?
A.メゾ・ソプラノは幅広い音域が求められる声種です。女性役はもちろん、男役や少年役、夫人役など演じられる役が幅広いところが魅力的だと思います。その分色んな役を多く演じ分けなければならないので少し大変なところもありますが、演じていてだんだん楽しくなる部分もあります。その時にはやはり自分はメゾ・ソプラノで良かったと思います。
Q. 改めまして、「第6回かわさき新人声楽コンクール」優勝おめでとうございます。この一年、多くの公演にご出演されていますね!コンクール等、本番前にかかさず行っているルーティンはありますか?
A.必ず本番前はお肉を食べます。行きつけのとんかつ屋さんがあり、そのとんかつを食べないとパワーも出ませんし、良い結果も出ません(笑)。本番直前は集中力が切れないように必ずおにぎりを食べ、直前には少し甘いものを食べてからステージに乗るようにしています。
Q.今回のリサイタルの聴きどころを教えてください。
A.今回のリサイタルは、2021年に地元福島でも凱旋公演として行った曲を今回はカルッツかわさきでも演奏させていただきます。私が得意とするロッシーニのイタリア作品から聴き馴染みのある日本歌曲までたくさん歌わせていただきます。どうぞメゾ・ソプラノの魅力を思い切りお楽しみください!