◆ウィズ・ミューズシリーズ◆ 第27回 藤井貴宏 オーボエ・コンサート

  • 公演日時

    2022年08月24日(水)
    開場/13:00 開演/13:30
  • 会場

    アクトスタジオ
  • チケット料金

    【全席自由】
    一般/1,000円
    友の会会員/800円
    18歳以下/600円
    (要学生証・身分証明書提示)
  • 発売日

    【友の会先行発売】5月20日(金)10:00~
    【一般発売】5月27(金)10:00~
  • その他

    定員:90名

【出演】
 藤井貴宏(オーボエ)
 原田愛(ピアノ)

【曲目】
 白鳥(C.サンサーンス)
 シシリエンヌ(G.フォーレ)
 ガブリエルのオーボエ(E.モリコーネ)
 ※プログラムは変更になる場合がございます。

【プロフィール】

■藤井貴宏
1980年鎌倉市生まれ。長野県須坂高等学校、東京藝術大学音楽学部器楽科オーボエ専攻を卒業後、兵庫県立芸術文化センター管弦楽団奏者を経て、2009年にH.シェレンベルガー氏の招きで渡独。師のもとで研鑽を積む。室内楽を中心にヤコブスプラッツオーケストラミュンヘン、エルサレム交響楽団(イスラエル)他、チロル音楽祭やバチカン音楽祭等に参加。日本では東京佼成ウインドオーケストラに定期的に出演する他、各地で演奏活動を展開。ドレスデン・バッハゾリステン、アンサンブルハンスベルガーメンバー。ドイツ・バイエルン州オーバーアウドルフ在住。
www.takahirofujii-oboe.com

■原田愛
大阪府立岸和田高等学校、東京藝術大学音楽学部作曲科を経て、同大学院作曲専攻修士課程修了。これまでにピアノを伊奈和子、岡田敦子の両氏に、作曲を野田暉行、尾高惇忠、川井学、松尾祐孝の各氏に、フランス国立視聴覚研究所において電子音楽をF.ドナト、D.テルッジの両氏に師事。ヤマハ音楽振興会のJOC活動により、ヨーロッパをはじめ世界各地で自作を演奏。M.ロストロポーヴィチ氏、R.フリューベック・デ・ブルゴス氏などの指揮で国内外のオーケストラと共演。現在、日本大学芸術学部、洗足学園音楽大学非常勤講師、成城ソルフェージュ研究会講師、ヤマハ神戸センターで作曲講座の講師を勤める。
http://aiharada.air-nifty.com/

 

◎教えて藤井さん! WM出演者にインタビュー^^

Q. 「オーボエ」って普段あまり馴染みがないのですが、どんな楽器なんですか?

A. その哀愁を帯びた美しい音色に魅せられた作曲家達は「白鳥の湖」等の美しいメロディーをオーボエの為に沢山残しています。一方でギネス世界記録の中では「最も難しい楽器」という称号(?)まで与えられた楽器です。
その音色も難しさも発音源である「リード」と繊細に作られた「楽器の管の細さ」に秘密があります。リードは薄く削られた葦の板を二枚重ねて作られたもの、簡単に言うと草笛と同じ原理で、これがないと楽器は音が出ません。リコーダーの頭部管の役目をするのがリードです。一番薄い部分はなんと0.04mm、髪の毛よりも薄く手で削ります。練習よりも時間がかかる程に作るのも一苦労。これを鳴らすのも大変なのに、さらに楽器の管が細い為、非常に高い圧力をかけ続けなくてはならないために演奏が難しいとされています。
逆に同じ素材のリードが振動しあうので、ちょうど人間の声帯ともにているので「最も人間の声に近い音」と言われ、苦労して作るリードはそれぞれ毎回違う個性を持っていて、自分で音色を作り出しているとも言えます。それ故かオーボエの音色はたくさんの人を魅了しています。

 

Q. 藤井さんはドイツにお住まいと聞きました!日本との生活の違いなど教えてください^^

A. 私が今住んでいるのはオーストリアとの国境沿い、歩いて20分で国境を越えて海外旅行ができます(笑)。アルプス沿いに位置していて、わたしが育った長野県の気候にとてもよく似ているので気に入って生活しています。
南ドイツはカトリック信仰が中心のために「休日は休む」という意識がとても強いです。平日は20:00にはほとんどのお店が閉まり休日はレストランとガソリンスタンドを除いては全てお休み。学校の宿題も基本的には無し(その分平日はたっぷり!)。メリハリがあるという意味では日本の生活と大きく違うように感じます。
近くにはスイスからドナウ川に流れ込むイン川があり(オーストリアのインスブルックはイン川沿いにあり「イン川にかかる橋」という意味)、このあたりのイン渓谷の各村に一つずつ吹奏楽団があるほど音楽は盛んで、近くにはモーツァルトが気に入って立ち寄った教会等もあります。

 

Q. 今回の公演の聴きどころ・見どころは?

A. カルッツかわさきさんから「聞きなじみのプログラムを」とのリクエストをいただいたので、フランス、ドイツ、イタリアの美しいメロディーを中心に、オーボエの名曲も聞いていただくプログラムにしました。
「どうやって知らない曲を聞けば良いのですか?」と聞かれるのですが、流れてくる音にただただ身を任せて聞いていただければいつもとは違う時間の流れを感じていただけると思います。実際ドイツ人のお客様もそのように聞かれています。作曲家でもあるピアニストの原田愛さんが引き出してくださるそれぞれの曲の美しい響きと共にオーボエ、そしてオーボエよりも大きなイングリッシュホルンの音色で奏でる歌をお聞きいただければ嬉しく思います。生まれた神奈川で演奏できるのもとても楽しみです!

主催:カルッツかわさき

チケット発売情報

■カルッツかわさきチケットセンター (10:00~18:00※休館日を除く) 044-222-5223 インターネット予約

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