『寄席日和~カルッツの会~』公演 新型コロナウイルス感染症予防対策の取り組みについて
春風亭小朝
1955年生まれ。1970年15歳で春風亭柳朝に入門し、高校に通いながら前座修行を務める。早くからその才能は開花し、1980年36人抜きで真打に昇進。1981年放送演芸大賞、1986年芸術選奨文部大臣新人賞、2015年芸術選奨文部科学大臣賞など受賞歴多数。1997年落語家初の日本武道館での独演会をはじめ、歌舞伎座、新橋演舞場など大舞台での公演を多く成功させている。近年は伝統文化の継承にも取り組み、常に新しい企画に挑んでいる。本年春、紫綬褒章を受章。
風間 杜夫
1949年生まれ。1959 ~ 1966年は子役として活動。1982年に『蒲田行進曲』で一躍脚光を浴び、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞など多数受賞。翌年『スチュワーデス物語』で広くお茶の間に浸透。以来常に第一線を走り続けている。主な受賞は2003年文化庁芸術祭演劇部門大賞、2004年読売演劇大賞最優秀男優賞、2010年紫綬褒章など。噺家を演じたことがきっかけで始めた落語も、現在では全国各地で独演会を開くなど活動の場を広げている。
柳家花緑
1971年生まれ。祖父は5代目柳家小さん、叔父は6代目柳家小さん、兄は元バレエダンサーという芸能一家に育つ。1987年5代目柳家小さんに入門。1989年二つ目昇進、1994年には戦後最年少の22歳で真打に昇進。近年は古典のみならず、新作落語や、47都道府県落語を洋服と椅子で行う「同時代落語」などにも取り組み評価を得ている。主な受賞は国立演芸場花形演芸会大賞、彩の国さいたま芸術劇場拾年百日亭大賞など。
桂 宮治
1976年生まれ。演劇を学び役者として活動した後、一度は就職してトップセールスマンとなるが、一転演芸の道を志す。2008年、桂伸治門下として浅草演芸ホール楽屋入り。2012年二つ目に昇進。同年NHK新人演芸大賞受賞。その後も国立演芸場花形演芸大賞銀賞など受賞多数。2021年2月、5人抜きの抜擢による真打昇進が決まっており、今最も注目の落語家である。